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プリウス 20型 S 板金DIY修理
いやぁ〜、こんなになっちゃっているんですね。唖然です。板金事故は、この先、家族の誰かがやることを想定しました。自分のスキルを上げるためにも、ここから逃げて、業者に頼んでしまっては成長が無いから、時間をかけてもいいからやりぬく決意で臨みました。 

左下サイドを石に当てて、引っかきました。
左前ドア下、左後ドア下、リヤフェンダー下。
 
修理工場で見積したら13万円かかるらしい。
それくらいかかるならDIYで初挑戦することに決めた。

エアロパーツもバリバリと削られ、パテ埋め補修したところです。表面はまだザラザラです。
     
ついに、板金修理に必要な、スタッド溶接機の中古をヤフオクで見つけ、落札しちゃいました(単相200v)我が家は、オール電化のため、200vを引いているので使える。エコキュートから線をひいた。メーカーはスピーディ。操作方法は、YOUTUBEで「板金」と検索すると動画で学習できる、大変参考になりました。
 
ひどいものだ。めくれあがっている。

 めくれあがっているところをプライヤーで隙間を開け、工具を差込んでへこんでいる所を引き出してみた。
  
この薄いヘラ板は、以前購入したデントツ−ルの中の部品のひとつです。デントツールもっているけど、使いこなしていないのだ。あまり効果は無い。
 
ボンド溶かして、へこんだボディに引っ付けて引き出すものを試したが、これは使い物になりません。ぜんぜんだめです。
 
まったく使い物になりません。だまされて購入したものです。要するにボンドの力が弱く、すぐに取れてしまうのです。引き出すパワーはありませんでした。

 ドアパネルの下側もへこんでいる。塗装をはがしていく。結構、勇気のいる決断でしたので動画をみると、業者は意図も簡単に行っている作業だ。だから僕も電動工具を片手に真似してやってみた。
 
 溶接機にはアースが必要。パソコンでいらなくなった3.5ハードディスクを分解して出てくる、超強力磁石をここで利用する。大変便利だった。
 
ここでアースをとっています。
 
へこんでいるところにスタッド溶接のワッシャーを細かく溶接付けて、このあと引き出すのだ。
 ワッシャー買っちゃいました。

ボルトを通して引き出していく。スタッド溶接機を買ったときに付属していた部品。

スライドハンマー(モノタローで購入)で引き出しもやってみた。 先端は時々やすりで研磨して行う 

 パテをホームセンターで購入。パテの色は白。硬化剤は黄色なので、混合すると全体の色が黄色になる。  適当なダンボールの板に適量分のせて混ぜて使います。

 塗る面積が大きいかったので、三角定規をヘラのかわりに使った。台紙は、ダンボール紙で十分だよ。

 今回、シンナーを購入した。ホームセンターでは、ペイントうすめ液という名前で売られているものだ。霧吹き容器に入れ、これを吹いて、脱脂しパテ埋め処理を行う。ふき取りはティッシュでいい。タオルはもったいない。

 平らに盛るのが難しい。デコボコ感がある。とりあえず、乾いてから何度もパテを重ねていこうと思う。大発見!パテを塗ってからその上にサランラップをかけて、その上から指で細かな凹凸を修正することができた。乾燥すれば、ラップだけ簡単にはがれれて効果大であった。

 ドアの下部分もへこんでおり、塗装をはがしていきます。ただこの部分は、サイドエアロパーツを装着しているので隠れるのですが、修理します。

一応、へこんでいるところを引き出して、その上にパテで盛り、平らになるようにへらで盛っていく。最初から一発で盛るのは不可能だからだ。パテ → 研磨→パテ → 研磨、納得がいくまで繰り返します。

スタッド溶接で引き出すと、小さな点で引き出すので、あまり強く引き出すと、その部分だけとんがるのだ。また、板金が薄いので穴が開く。実際やってみると穴が数箇所開いた。大きいのは半田ごてで埋めた。

引き出した面が平均して平らになっているかどうかみているところ。

一応、きれいそうに見えるが、一部パテのデコボコが見られている。
ここまで、2ケ月経過した。3月は休みの寒かったりでコツコツすすめてきました。
2012年5月連休に入り、ようやく、本腰を入れて取り組みました。パテを塗り重ねて、プラサフをスプレーしてみると、パテ盛りが不十分であることが身にしみてわかります。そのたびに研磨しなおしてパテ盛りして、研磨しての繰り返し。ここまでくると、パテはチューブ式になって販売しているうす付けパテなるものにたよりました。いちいち硬化剤を入れてやるのは面倒だから。
こんな感じで塗装まで終わりました。最後は、2液混合のウレタンクリアーを吹くだけになりました。結局、根気とめんどくさいがありますね。時間をかければ、素人DIYは誰もできます。実際、根気とめんどくささを、業者に短時間で頼むかどうかの判断だと思いましたね。良いところで収穫は、ちょとした傷でも、研磨してパテ付け、研磨してプラサフ、塗装、クリアーの流れが身にしみて学習できました。ウレタンのクリアー吹きはまだこれからですが、ここが一番きめてのようです。がんばりたいと思います。
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