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パート3→売電編 電気を売電するぞ!売れるものは売ろう!商売だ!
かれこれ、蓄電から始め、売電へと3年目で決心しちゃいました。自然エネルギーが見直され、ホームページでも蓄電、ソーラー関係の情 報も増えてきています。2013年4月から電気料金が値上げになる。そうなると、早い話、ソーラー発電を通して、余剰電力は東京電力に売ることもできるの でやってみようと思ったわけである。さらに2014年から消費税が5%から8%にあがるから、早い話、ゆくゆく購入する高額商品こそ5%時代に設置してお いたほうがお徳ということになると考えたわけである。売電単価も42円でいきたいのである。
そこで、10社ネットで調べて見積をとった。いやぁ!大変でした。10社我が家を訪問し、実地検証しながら交渉するわけだから。はっきりいってひとつひと つ業者の名前、顔、声は覚えきれないのである。後日、電話がかかってきて「○○会社の□□ですが」ときても、だれだったかなぁ?とわからないまま、あいづ ちを打つしかないのである。実際のところ、見積書を出してもらい、比較して決めたのである。
今まで実験してきている、蓄電システムはそのまま使うとして温存し、売電は売電。蓄電は継続して、電気代を浮かそうとする構想である。「これでいいですはんそん」。「いつするか?今でしょう!」
電化上手にした場合の電気料金一覧表
2011年〜2012年ごろ


電化上手にした場合の電気料金一覧表
2013年4月から値上げ新料金になる。
深夜電気は9.17円→11.82円
朝晩電気は23.13円→25.20円
昼間電気は33.37円→37.56円

 
売電に必要な機器
ソーラーパネル

東芝の250wパネル12枚となった。米国のサンパワー製で、おもしろいことに、シャープ製もこれを使っているそうだ。世界の亀山といわれているシャープなのに意外と米国製に頼っているのだ。個人的にはシャープを応援してあげたいのだが、「IC70」という電池消耗が激しいラジオの思い出があり東芝を選んだ。

パワーコンディショナー

当然ながら、ソーラパネルが東芝なら東芝製のものになるようである。つまり保障にするなら、同一メーカーにしなさいということのようです。本当なら三菱が欲しかった。
 モニター

これは異種メーカーでも良いそうです。これにはびっくり驚異でした。10社の業者の中で1社だけがこの提案をしてくれました。スター電器です。良心的 で、価格も一番低かったです。家庭コンセントごとに電気使用量がわかるスグレものです。panasonicのコンセプトのすごさがわかります。(ヘムズはハード的なもので、各社でていますが、これをコントロールするのがソフトウエアの良し悪し。使いやすいかどうかがで決まる。パナソニックはそこがすぐれています)
  工事の流れをデジカメに収めました。楽しそうな1日作業でした。

朝9時、業者到着。工事の開始です。楽しみです。
 
東芝ソーラーパネルです。1箱に2枚ずつ入っていました。
  
道具を下ろす準備です。4人と私で5人で着工です。
 
運搬、2階の屋根へ登る、はしご
 
屋根に上って、和瓦に穴を開け、ソーラーパネルを載せるレール台を固定する位置決めのための印をつけていきます。
 
印をつけた和瓦を簡単にはがしているところです。見ていてビックリ。こんな簡単に瓦がはずれるものかと思う。たびたび起こる地震や台風など被害は無かったが、不思議なくらい簡単に取り外しています。

取り外した和瓦に穴を開けるため、一旦地上に降ろしていきます。

ドリルで水をかけながら摩擦熱を冷やし穴を空けています。

和瓦を取り外したところには、小さなベニヤ板を準備して屋根材(我が家はヒノキ)の上の防水シートの上からのせて、スクリューネジで固定。ベニヤ板と防水シートの境界は黒い色のゴム製ボンドでシールドしています。 
 
新たに取り付けたベニヤ板の上にレールを固定するためのボルト台を取り付けたところです。ここにもゴムボンドを防水のために流しこみます。(このボンドは乾いても粘着性のある良質の素材だそうです)ホームセンターで販売している安価な200円前後のシリコンボンドとは違うそうです。
 
穴を空けた瓦をボルトに通して戻します。
穴を空けた位置が垂直に正しく空いていないと、重ねて組んでいくと、徐々にずれて行き、和瓦同士がうまく収まらない場合がある。修正は穴を補正して完了させるのである。
 
和瓦を通したら、さらにゴムボンドでボルトと和瓦の防水処理を施します。雨漏り防止の重要な部分ですね。この上にレールとパネルがかぶりますので、防水については安心感があります。
 
ボルトにナットを装着しています。ナットの位置決めはメジャーで測って同じ位置にそろえていきます。これをしないとレールの高低が安定しません。

ナットの上にワッシャーを入れます。このあとソーラーパネルを固定するレール台をのせます。材質は、ステンレスです。

 レール台をのせたところを、横から見たところです。

レールを固定したところです。この上にソーラーパネルをのせます。

12枚のパネルを結線し、接続箱につなグ配線コードです。
 
いよいよパネルを箱から出しはじめました。
 
きれいなパネルです。高効率250wのスグレものです。
 
北側屋根から、配線コードをおろします。接続箱へ。

壁に沿って、配線コードを固定しているところです。 
 
パネルを載せる、レール台が屋根に無事固定できました。

瓦と防水ゴムボンド、レール台がしっかり固定できています。

1枚約15kgあります。これからレール台の上に並べていきます。

3枚目を設置しています。各パネルはレールの上に載せて固定金具でとめていきます。各パネルには配線コードがついています。プラス線、マイナス線があるので交互に直列でつないでいきます。

パ ネルは12枚。各6枚を直列につなぎます。それを接続コネクタまで引き込み並列につなぎます。1枚パネル直列40v×6枚=MAX時 240v/10A(2400w)。これを2組で並列(接続箱)にすれば、240v/20Aの直流が得られる計算です。この直流をパワーコンディショナーにつなぎ、交流に変換します。

これが接続箱の中。ブレーカー4個ありますが、2個につなげます。
白線と黒線で直流です。とても簡単です。今度、実際にテスターをあてて電圧を見てみようと思います。

今まで使っていた電力計は、買電用になります。横には後日、売電用のメーターが電洋社によって取り付けていただけることになっています。

後日、 電洋社が工事に来ました。仕事を見ていたら約15分で終了。売電用メータを新たに取り付け、電線をつなぐだけです。東京電力の人もこの作業を見届けて、チェック確認していました。
僕にもできそうです。
 
panasonicのヘムズAISEGエネルギー計測ユニットです。AISEGルーターへWIFIでデータを送ります。
 
8個のリング式コイルセンサーが標準で付いている。各ブレーカーに取り付けるだけである。これをつけることで、ブレーカーごとに割り当てているコンセントの電気使用量がメモリーされ、モニターでリアルタイムに見れ、積算してグラフ表示、過去の比較などが可能。
 
計測したい各ブレーカーにリングを通していきます。とても簡単。いつでも、変更できる。この分電盤の横に、パワーコンディショナー3kw用がついています。パワコンの画像は省略します。
 
AISEG用のルータである。エネルギー計測ユニットから送られたWIFIデータを送受信。パソコン、スマホで、有線LAN、WIFI両方でモニター可能。補助金対象の機器なので、安く導入できる。2014年1月までとのこと。

 パソコン画面で、インターネットブラウザでモニターとして見られるようになります。モニター専用で購入するのは無駄と思います。家の中に、パ ソコン、スマホがあるなら、それらはもともとモニター液晶画面を備えているわけであるから、それを利用したほうがいいのである。パナソニックのIT技術 は、進んでいると思った。他の電気メーカーも見習ったほうがいい。将来を見据えた物づくりをしていると思った。panasonic自身もソーラーパネル出しているが、高いからやめた。
 
 
現在の蓄電池システムについて
 
現在は補給水不要のバッテリーも買い増しています。売電用のソーラー(2階屋根)と、蓄電池用のソーラー(1階屋根)は独立しており、配線も独立です。蓄電池用のAC100v配線は、冷蔵庫、テレビ、1階の居間照明(LED蛍光灯)、パソコンなどで、合計消費量約100w〜300wまでを上限としていれば、18時間連続使用でも12.1vまでの電圧低下で収まっています。AC200v使用のIH、エコキュートについては、東京電力の買電しかないのが現状です。今後検討していきたい課題です。配線でごちゃごちゃしていますが、プラスとマイナス間違えないよう太い線で並列12Vで行っています。

蓄電池をおいている部屋から離れた居間に延長ケーブル(10m)でコンセントを柱に設置し手使い分けできるようにしている。Aのコンセントは、蓄電池にため込んだ電気を、AC100vに変換して家電品が使えるようにしている。下のBコンセントは東京電力のコンセントにしている(買電)。蓄電池の電気が不足し無くなれば、Bのコンセントに差し替えるだけで済む。極力、Aコンセントで日中は済んでいる。(冷蔵庫、52テレビ、蛍光灯等)
 大橋産業のインバーター
DC12v→AC100vインバーターです。これらは蓄電用システムに使用。東京電力の配線と混合していません。独立回線にしています。干渉して破損の危険があるかもしれないためです。赤い300というデジタル表示は、現在使用機器300W消費を表している。このインバーターは消費電力(ワット計)、電圧計も表示するタイプで、数多いインバーターの中でも、機能が充実している。稼働中は、ファンが回るので、時々、ファンの軸に注油することで解決(ファン音がうるさくなってくる)できる。結構ファンは回しっぱなしなので、重要なメンテナンスです。
節電を意識し実験は今後に引き続きます。今日はこのへんで。
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